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2007年
平成18年度
国東半島・宇佐の文化を守る会シンポジウム及び大分県地域文化振興懇談会
『国東半島・宇佐の文化財を世界遺産に』ご報告
平成18年11月5日、住吉浜リゾートパーク内オレンジホールにて、シンポジウム『国東半島・宇佐の文化財を世界遺産に』が開催されました。
開 催 概 要
日時
平成18年11月5日(日) 13:30〜16:00
場所
住吉浜リゾートパーク/オレンジホール(杵築市)
主催
国東半島・宇佐の文化を守る会
宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会
大分県文化振興県民会議
杵築市教育委員会
内容
■開会
主催者代表あいさつ
歓迎あいさつ
来賓あいさつ
■基調講演
題目/『文化振興と市民の役割-リスト入りとの関連で-』
講師/豊田 寛三 先生
(大分大学教授・大分県文化振興県民会議会長)
■国東半島・宇佐の文化を守る会シンポジウム
及び大分県地域文化振興懇談会
テーマ
『国東半島・宇佐の文化財を世界遺産に-暫定リスト入りをめざして-』
コメンテイター
豊田 寛三
(大分大学教授・大分県文化振興県民会議会長)
パネリスト
時枝 正昭
(宇佐市長)
八坂 恭介
(杵築市長)
金田 信子
(国東市教育委員)
塩川 也寸志
(大分県文化スポーツ振興課長)
コーディネーター
永岡 惠一郎
(宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会会長)
■質疑応答
■閉会
ごあいさつ
「国東半島・宇佐の文化を守る会」では毎年、歴史文化講演会やシンポジウムを開催していますが、平成15年に「宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会」が発足して以来、共通の目的のために活動する団体として共催で行うようにしています。
また、一昨年からは多くの皆様のご理解をいただくため、会場を圏域各地に移して行うようにしており、宇佐市・豊後高田市に続いて本年は杵築市で開催することになりました。
特に本年は、世界遺産登録へ推薦するための暫定リストを充実することを目的に、文化庁が全国に候補地の申請を呼びかけたため、具体的な目標に向けてのシンポジウムとなりました。そこで、宇佐神宮・国東半島の歴史・文化についての関心を全県的に広げるため、県のご指導により、「大分県文化振興県民会議」も本シンポジウムの主催団体に加わっていただくことになりました。
また、近年の市町村合併によって、宇佐・国東半島地域に4つの新市が誕生しました。それぞれの市では、文化遺産を生かした新たな都市づくりのビジョンが策定されていることと思います。本日のシンポジウムでは、新市のまちづくりと関連した世界遺産登録の話し合いが行われるものと思います。
その中で、全国・全世界の人々に理解される宇佐・国東の歴史文化の真髄が明らかになるとともに、世界遺産登録のための活動の輪がさらに広がり、心豊かで活力あふれる県民生活の実現への一歩となることを期待いたします。
杵築市教育委員会
大分県文化振興県民会議
宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会
国東半島・宇佐の文化を守る会
基調講演
『文化振興と市民の役割―リスト入りとの関連でー』
はじめに
国東半島・宇佐の文化を守る会シンポジウム及び大分県地域文化振興懇談会
「大分県文化振興条例」(16年4月1日制定)
「大分県文化振興基本方針」(17年3月7日)
「国東半島・宇佐の文化財を世界遺産にー暫定リスト入りをめざしてー」
「九州近代化産業遺産研究委員会」
今、なぜ文化振興か?
地域文化振興の本質的意義
(1)心の豊かさの創出
(2)住民の身近な文化芸術活動の機会の確保
(3)地域社会の連帯感の形成
(4)地域文化振興による日本文化の振興
(5)世界的な視野での文化多様性の確保
地域社会の活性化
(1)地域経済の活性化
(2)観光資源
1位 神社・仏閣などの歴史的建造物や町並み
2位 伝統芸能や祭り、伝統産業
(3)教育や福祉への効果をもつ文化
(4)文化施設(ハード)の整備とその活用
地域文化関係者の役割と取り組み
(1)住民
(2)文化芸術団体
(3)高等教育機関
(4)企業
(5)地方公共団体
大分県文化振興条例と文化振興基本方針
大分県文化振興条例
前文と24条で構成
1条 目的 心豊かで活力あふれる県民生活の実現
2条 基本理念 文化の香り高いふるさとの創造 一人ひとりの県民が文化の担い手
文化は県民共通の財産 引き継がれるもの
3条 県の責務
4・5条 市町村や民間団体等々の連携・協力
文化振興基本方針
条例をより具体化させたもの(計画よりは抽象的,条例の基本的施策の具体化) 全国で最初に策定
文化の香り高いふるさと大分の創造
一人ひとりが文化の担い手
文化は県民共通の財産
世界遺産一覧表登録への暫定一覧表(暫定リスト)への登載について
世界遺産とは?
平成4年 条約締結のための国会承認及び条約発効(現在世界182カ国)
手続き 「暫定一覧表」(暫定リスト) 推薦
ユネスコの委員会の「世界遺産一覧表」への登録の可否を決定
現在世界で文化遺産644件、自然遺産162件。複合24件
日本 文化遺産10件(文化庁)、自然遺産3件(環境省) 日本の暫定リスト 4件
新しい動き
構成資産
ユネスコ→文化遺産推薦の際に国内の暫定リストの提出を義務付けている。資産相互の比較検討。
現在の世界遺産の問題点
(1)遺産の種別
(2)文化遺産と自然遺産不均衡
(3)地域間不均衡
是正のために
(1)産業遺産 人類の科学技術の発展と産業活動の進展を示すもの
(2)20世紀の建築 新しい時代の資産
(3)文化的景観 文化と自然の中間 人類と地球の共生
必要なこと?
登録条件のクリアー
(1)顕著な普遍的価値の証明 国内外に類例のない文化遺産
評価基準に適合した内容
(2)万全の保護措置
(3)保存管理計画の策定
今後の方向 しなければならないこと
国東半島・宇佐の文化を守る会シンポジウム及び大分県地域文化振興懇談会
『国東半島・宇佐の文化財を世界遺産に-暫定リスト入りをめざして-』
プロフィール
【講師・コメンテイター】
豊田 寛三
(とよた かんぞう)
【パネリスト】
時枝 正昭
(ときえだ まさあき)
大分大学教育福祉科学部教授
大分県文化振興県民会議会長
大分県文化財保護審議会会長
宇佐市長
国東半島・宇佐の文化を守る会会長
元宇佐高田郡市医師会会長
【パネリスト】
八坂 恭介
(やさか きょうすけ)
【パネリスト】
金田 信子
(かねだ のぶこ)
杵築市長
元杵築青年会議所理事長
元杵築市議会副議長
国東市教育委員
別府大学非常勤講師
前国東町文化財課長兼歴史体験学習館館長
【パネリスト】
塩川 也寸志
(しおかわ やすし)
【コーディネーター】
永岡 惠一郎
(ながおか けいいちろう)
大分県企画振興部 文化スポーツ振興課長
宇佐神宮・国東半島を世界遺産にする会会長
大分石油(株)代表取締役会長
元大分県教育委員長
開 催 風 景